『~特別な休日~ 小樽 芸術と文化の旅』③小樽芸術村似鳥美術館
7月に実施されたバスツアー『~特別な休日~ 小樽 芸術と文化の旅』。3つ目の見所は「小樽芸術村似鳥美術館」です。
小樽芸術村は似鳥美術館、ステンドグラス美術館、旧三井銀行小樽支店の三館で構成されており、今回のバスツアーでは似鳥美術館とステンドグラス美術館を訪ねました。
似鳥美術館の建物は、かつて作家・小林多喜二が銀行員として勤めていた旧北海道拓殖銀行小樽支店です。大正12年竣工、平成3年には小樽市の歴史的建造物に指定されています。4階は横山大観などの日本画、3階は岸田劉生など日本・海外の洋画、2階は高村高雲とその弟子たちの木彫などを展示し、1階はルイス・C・ティファニー ステンドグラスギャラリー、そして地下はエミール・ガレやドーム兄弟の作品を展示したアールヌーヴォ―・アールデコ グラスギャラリーとなっています。
1階のステンドグラスギャリーに足を踏み入れた瞬間、皆さん、荘厳で幻想的な美しさに圧倒されたようです。作品は主に教会ステンドグラス。グラスを使って細部まで色彩豊かに表現され、ルイス・C・ティファニー が光の芸術家と呼ばれるゆえんを実感しました。
撮影は1階と地下1階しか許可されておらず、全てをお見せできないのが残念です。2階、3階をご覧になりたい方は、ぜひ次回のツアーでご一緒しませんか?
つづく