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『~特別な休日~ 小樽 芸術と文化の旅』②旧青山別邸

バスツアー

7月に実施されたバスツアー『~特別な休日~ 小樽 芸術と文化の旅』。2つ目の見所は「旧青山別邸」です。

旧青山別邸外観
旧青山別邸

鰊漁で巨万の富を築き上げた青山家。その三代目、政恵が十七歳の時に山形県酒田市にある本間邸に魅せられ、大正六年から六年半余りの歳月をかけ建てた別荘が旧青山別邸です。「日本一の別荘が欲しい」との要望のもと、わざわざ山形県から職人を呼び寄せ(北海道の職人は一人も携わっていないとのこと)、日本各地から 紫檀、黒檀、タガヤサン、白檀など高級木材を運び込み(北海道の木材は洋間の扉に使用されているのみ)豪華絢爛、贅を尽くした造りとなっています。平成22年には国より登録有形文化財に指定されました。約1500坪の敷地内に木造2階建てで建坪は190坪。家屋の中は6畳~15畳の部屋が18室、それぞれに趣が異なり、金に糸目をつけず建てられた豪邸となっています。建築費は三十一万円で、当時、新宿の有名デパートの建築費が五十万円ほどとのことですので、どれほどの豪邸かがおわかり頂けることと思います。

旧青山別邸とあじさえい園
”あじさい園”から眺める旧青山別邸
”あじさい園”では、青、紫、ピンク、白など様々な色のあじさいが咲き誇ります
趣のある旧青山別邸の前庭に咲くあじさい


 残念ながら邸内の撮影は許可されておらずお見せできないのが残念ですが、この日は紫陽花がちょうど見頃で、敷地内にある”あじさい園”で撮影した写真をどうぞご覧ください。

青山弁当
昼食は、旧青山別邸に隣接する小樽貴賓館にて青山弁当を頂きました
新館の天井画
新館に飾られた日本画

つづく

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