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浜益ふるさと祭り

観光情報

9月15日(日)に石狩市浜益区で『第36回 浜益ふるさと祭り』が開催されました。お天気が心配されましたが、見事な秋晴れに。会場はたくさんの人で大賑わいでした。

お祭りは9時からの豊漁豊作祈願式でスタート。10時からのサケ即売会には1時間程前からたくさんの人が並んでいました。

催しのひとつ、「浜益沖揚げ音頭保存会」による「沖揚げ音頭」では、浜益小学校と浜益中学校の生徒達が豊漁で沸いた頃の鰊漁の様子を表現しました。「沖揚げ音頭」はかつて鰊を求めて沖へと向かった漁師達によって歌われた労働歌。その歌を現代の子供達が再現。♪ヤーショイサー、ホーラドッコイショ・・・威勢のよさと、どこか哀愁の漂う歌を見事に歌い上げました。そして、その歌に合わせて漁師に扮した子供達が海から鰊を引き上げます。

船が浜に到着すると、村の子供や女性は大忙し。学校までが休みになり、村中総出でモッコを担いで鰊を船から運びます。ご飯を食べる暇もなく、おにぎりを頬ばりながら歩き続けます。歌は「沖揚げ音頭」から「ソーラン節」へ。♪ヤーレンソーラン、ソーラン、ソーラン・・・の歌声に合わせて鰊を運びます。演技が終わると観客からは大きな拍手。生徒を代表してスピーチをした少年は「一生懸命練習して皆さんに見て頂いてよかったです」との感想。子供達を通して伝統が受け継がれ、郷土愛が育まれる…そんな地域の思いを感じました。

続いての催しは「浜益豊漁太鼓保存会」による太鼓の演奏。今年は小学生を含め新たなメンバーが加わりパワーアップ。紫のグラデーションに豊漁とふるさとをイメージした衣装に身を包んだ演者達。力強く、そして祈りの籠った神聖な太鼓の音が澄んだ青空に響き渡りました。(動画をお観せできないのが残念です…)。演奏は全部で3曲。地域の伝統を大切にし、受け継いでいく…そんな思いの籠った演奏に胸が熱くなりました。

その他にも、「浜益わかもん会」による「コーラ早飲み大会」や「海の幸レース 持って・はかって・どーっちだ」などさまざまな催しが行われました。(私は午前中しか居れず、写真がないのが残念です…)地域の住民が力を合わせてふるさと浜益の伝統を受け継ぎ、魅力を伝える『浜益ふるさと祭り』。来年は、ぜひ行ってみませんか?

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